週刊ダイヤモンドの「8/11,18」号の、全国805都市ランキング「安心して住める街」によると、日本で一番安心して住める街は我が文京区であるという。これは私たち文京区に生まれ文京区を誇りに思うものにとって非常に気持ちがよいことであった。(なので、いささか偏ったコメントが続く部分があるがご容赦頂きたい)
1.老後病気(老人福祉施設入居定員数、病院診療所病床数、病院診療所数、訪問介護事業所数)
2.教育(大学など進学率、塾・進学教室数、小中学校教員数)
3.生命・犯罪(犯罪発生率、建物火災発生率、交通事故発生率、警察署・駐在所・交番数)
4.経済力(経常収支比率、法人住民税納付額、人口増加いつ、完全失業率)
という4つの項目を、15の指標を使って判定し、805都市に順位を付け、偏差値で比較したとのこと。
この上位の4つの項目全てが全国平均を上回ったのは全体の5%に満たない36都市である。
我が文京区は、都心にありながら古く江戸時代からの住宅地であり、東京大学を象徴とする教育の街〜文教の地であり、私の時代から小学校は学年2クラスで密度の濃い教育が可能であり、下町系の高偏差値の子供が越境入学してくる場所であり、当時の学区制度では第四学区で豊島区・北区・板橋区と何故か北の方の区と一緒(これは文京区に集まる優秀高校に北の方の優秀高校がないエリアの子供を行かせるためと言い切って良い)で、中学時代の学力テストを覚えているが、文京区内の私の偏差値と学区内の偏差値は5〜10違っていた。まさに文の京(みやこ)である。医療も東大、日本医大、順天堂大等医大始め大病院から街のクリニックまで充実し、犯罪率の低さや交通事故の低さも誰もが認めるところである。都心部の華やかさはなく、せいぜい東京ドームの回りくらいだが、逆に怪しい街も上野との境目の湯島の一部くらいである。
ということで、ベストシティ36は、
文京区 綜合偏差値67.6/老後・病気66.4、教育64.4、生命・財産66.1、経済力73.6
住宅地として名高い?昔畑だった、高級といわれる新興住宅地の世田谷は綜合偏差値56.4で、60を越えるのは経済力(60.5)のみ。私は文京区民なので、あの不便な世田谷の地の人たちと話をすることがあるが、インフラの違いは明らかで、さらに交通の至便生などを考慮に入れたらさらに差は開くであろう。最近でこそ品川に新幹線が停まるし(文京区民からすると都内の僻地で地方から来た人が住宅地を求めて住む町といっては失礼だが品川に新幹線が停まるのは彼らの救済以外の何物ではない)、羽田からソウルなどへ国際便が飛ぶが、東京駅や成田空港への距離を考えたらどうか。私は自宅を出てから最短30分で新幹線に乗れます。成田空港のカウンターに最短90分で航空会社カウンターに着きます。羽田には車が混まなければ最短40分。電車を乗り継いでも1時間かかることはない。
山手線内、行き先が不便なところでない限りほぼどこへでも地下鉄利用で30分。一番遠い大崎でさえ40分。夜お酒を飲んでも六本木銀座赤坂池袋上野麻布渋谷新宿どこからでも3000円あればタクシーで帰ってきます。
こんな場所ありません。
ちなみに最強の都市千代田区は、
綜合偏差値不明/老後・病気93.6、教育107.6、生命・財産▲27.1、経済力124.4
と、生命財産のみマイナス偏差値しかも805都市で最低数値であった。
しかし、田舎を除いた首都圏、中部圏、関西圏のみ205都市での比較となると綜合偏差値は74.6となり、文京区の67.6を上回りナンバーワンに。地方都市の犯罪率の低さが原因であろう。
くわしくは、ダイヤモンドのバックナンバーを見てください。非常に面白いです。