九月半ば、出張で大阪と京都に行ってきました。
堺にCIの仕事、京都に曼荼羅関係の仕事…、。
京都で東寺に行ってきました。
威容を誇る五重塔。圧巻の立体曼荼羅。
千年以上も前、人々はこの五重塔の偉容をどのような思いで眺めたことでしょう。
東寺の中央政権の権勢と宗教の重要な役割と位置づけが想像出来ますね。
どのような人がどのような図面でどのようなプロセスで建造されていったのか、非常に興味があります。
伽藍の中の立体曼荼羅。中はピンと張りつめた緊張感がありつつ、空気はあくまで柔らかくお寺の独特の芳香と共に人の心を安らかにします。信者らしき人が熱心に祈りを捧げています。
あまり上手く撮れていませんね。。。
京都では、創業前に出張時に開拓した志る幸へ行きました。
新撰組の池田屋騒動は有名ですが、池田屋で謀議が行われると言うことは、志る幸の合った場所にあった古道具屋に潜んでいた古高俊太郎を新撰組が捕まえて拷問により吐かせたことから出てきた話でした。
新撰組のドラマに必ず出てくる近藤勇土方俊三沖田総司らが討ち入る場面。。。
この志る幸さんは、亡くなった祖母との思い出もあります。
志る幸の名前は、何より白みそのみそ汁が由来です。
普通の具から京都ならではの具までいろいろ揃っています。
10年くらいまではお客さんあしらいを元気なおばあちゃんがやっていましたが、今は京都料理のことをおわかりになるのかどうかわからない若いお姉さんでした。
畳の上には、桝が2つに、桝に入った五合のお米に、春夏 冬の3文字を書いた木札が。「あきないますます繁昌!〔秋無い桝益半升)」と遊び心も溢れます。
昼だったので利休弁当を頂きました。
みそ汁はシジミを頂きました。