私はタクシーを選びます。
乗るのは、いわゆる良い車の個人タクシーと、KMの黒。
その他はいろいろ妥協する感じですが、夜の活動の帰り道は絶対その二つしか乗らないし、お客様をタクシーでお送りする時も絶対選びます。何とか無線には申し訳ないけれども極力乗りません。ただ、そうは言っても、何とか無線の運転手さんにも優秀な人、親切な人も大勢居て、早く行って貰って助かったケースも何度と無くあります。ですから、ここでは確立論的に車を選んでいると言うことでご理解下さい。
結構、JCマン等経営者にはタクシーを選んで乗る人が多いみたいですね。
民間中小系のタクシーに乗っていつも思うのは、プロ意識の欠如。見事なまでの欠如(している乗務員さんが多いということです。全部とは言いません)。参ります。
道を知らな過ぎ(会社も道は客に聞けとろくに研修もしないでだ送り出すそうです)、わからなきゃ何でも聞けばよいと思っている(知らないものは知らないので仕方ないんだから教えてくれて良いだろと信じるように思っている。知らないことはとんでもないことだけれどもそうは言っても知らないのでお客さん申し訳ないが教えて貰えないかと考えるべき)、領収書も言わなきゃ切らない(紙がもったいないのか、ボタンを押すのが面倒なのか)、無線を切らない(お客には騒音以外の何者でもない)、空車の時にたばこを吸ってお客を拾って慌てて消す(お客さんを迎える場を煙で汚すとは有りえねえぞ、馬鹿野郎!)、おつりのお札と小銭をたとえ量が多くても重ねて渡す(しまうのが大変でポケットに全部突っ込むという方法以外では速やかにお金をしまって降車することは出来ない)等々。特に昼間の仕事中にタクシーに乗って移動しなければ行けない時、私は必ず「どこどこまで行って頂きたいのですが、道はわかりますか?」聞いて、合意してから乗ります。自己防衛です。しかし、強者はいるもんで、大丈夫と言いつつ、乗ってメーターボタンを押してから「道はどうやっていったらよいでしょうか?」「道がわからないので行き方を教えてください」「行ったことがないので…」と言うことが何度か有りました。事前に聞いたにもかかわらずです。そんなとき、私は絶対降ります。降りなきゃ、そいつは自分自身がしては行けないことをしていると一生わからない。ボタンを押したから払って貰わなきゃ困るなどと言われた時には、「わかった、会社に電話させろ!」と切れました。道を教えるのは良いんだけど、携帯で電話やメールで仕事の連絡をしたり、資料に目を通したり、疲れていて移動中目をつぶって休みたかったり、いろいろ思惑があってタクシーに乗るんですから、道案内をすることで、移動しながらやりたいことが出来なくなってしまう。まあ、大したことはないですが、多少は忙しい身としてはね。
JCで東京ブロック副会長のお役を頂いた時、東京の某市での会合で終電を逃してどうしてもタクシーで帰らなければならない時、私はその辺の土地勘がないために、道のわかる運転手さんの車に乗って帰ろうと、ロータリーのタクシーに前の方から声を掛けたのですが、なかなか道がわかるという運転手さんにあたらず、四台目に大丈夫任せておいてという人がいたので、ここぞと乗り込みました。私は寝不足その他で睡眠に入りましたが、気が付いたら新宿歌舞伎町の渋滞に車がいました。川越街道から池袋経由で帰ってくるはずが何故新宿歌舞伎町に…。以下詳細は省略しますが、翌々日朝一番、その営業所の所長が菓子折を持って謝りに来ました。先般こんなこともありました。韓国から帰ってきて、荷物が多く、スーツケースが二個とお土産なんかが入った手提げ袋が幾つか。スカイライナーから京成のタクシー乗り場で、やはり何とか無線さんの車に乗ったのですが、前の車も私の車もトランクを開けるだけで手伝わない。特に女性の荷物なのに知らん顔していて必死に女性はトランクに自分で積んでいる。私は男だから手伝いは入らないけれども、その姿勢にやはり良い気持ちはしません。タクシーに乗りながら、1つの作戦を考えました。私は荷物を下ろすと、トランクを締めずに家にそのまま入りました。雨が降っていました。渋々降りてくる運転手。なめんじゃないよ、って感じです(わー、俺って性格悪い!鈴木みのる並み?)。ちなみに、これを書く前にちょっと取材してみたのですが、KMでは、トランクへの荷物の出し入れは運転手さんの義務としての仕事に入っているそうです。また自己防衛として忘れ物の防止や私物を間違えてお客さんが持っていかないように確認する意味もあるそうです。KMさんの運転手さんではあり得ないし、お客さんに荷物の上げ下ろしをさせて黙ってみているなんてどきどきして座ってられないと言っていました。関係ないけど、トランクに濡れぼろぞうきんを干すのをやめて欲しいよね。荷物が汚く臭くなりそう。
某巣鴨駅のロータリーに溜まっていらっしゃるタクシーもなかなか凄い者があって、弊社までワンメーターですが、女性客だとなめきって舌打ちする輩がいるそうです。ですから、私は大通りで駅を素通りしてと真に向かう車の中から乗りたいタクシーを選んで乗るように推奨していますが、信号を三つ四つ待てば、大抵、低リスクタクシーが来ますから。
だから、私はその手のストレス(私の中ではリスクに近い)を味わいたくないので、個人タクシーの良い車(良い車に乗っている運転手さんほどサービスも技術も私の体験上は上です。ただ、長距離しか狙わない893チックな人もたまにいます)とKMの黒四か乗らないのです。他の大手三社(N交、D和、T都)の黒は、たまに何でこの人が黒タクに乗るんだろ?と思う人に当たる確率が高いように思います。
乗る側の、自らの身を守るというと大げさですが、コストを掛けて乗るタクシーで、わざわざストレスを貰わないために、車は選ぶべきだと思います。その方が業界の発展向上にも寄与出来るはずです。
ただ、KMの電話オペレータは評判がよろしくなく、私も無線センターのK嬢の手配ミスで小一時間待たされ、人様に迷惑を掛けてしまったことがあったのですが、あくまでも私の方が悪いような言い方を続けられた!ということがありました。何人かの運転手さんに聞いてみたら、やはりそのK嬢(嬢というお年かどうかはわかりません)の評判はすこぶる悪く、トラブルの連続だったり、自分のミスをドライバーのせいにするなどいろいろ話が出てきました。
いやはや、悪口ばかりの日記になりました。そして、私はクレーマーではありません。当たり前のサービスを当たり前に受けたいという善意の人です。ただ、業務で、飲食や販売などの企業さんのスタッフに、理念やコンセプトに合ったサービス提供なんかをコンサルテーションしていますから、どうしてもという部分はあるかもしれませんね。もちろん、悪口が趣旨ではなく、こういう目に遭わないように、車を選びましょう、という日記でした。
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