しばらくアップが遅れてしまいました。
猪木島の人影・・・、それはシーカヤックでパラオの島を渡り歩く4人の白人旅行者でした。猪木島に限らずほとんどの無人島は上陸禁止のはずですが・・・まあ良いだろうということで、その場での退去は求めずにまあゆっくりして行ってよというパラオ流の知花氏の判断で彼等はそのまま残っていました(バーベキューのお裾分けも)。
さて、株式会社ライロご一行様、本日は体験ダイビングをしようと言うことで、田辺と前川、姫美と牛尼の男女の2組に別れて潜りました。スペシャリストの島さんの指導で耳抜きやらマスクからの水抜きやらを教わって、前回シュノーケリングで漂ったエリア及びそこから一歩深みに出ていったあたりまで海の散策です。途中耳抜きが上手くできなかったりもしましたが、シュノーケルと違い呼吸を我慢して改訂に潜らないでよいことが一番の違いでしょうか。サンゴや大きなシャコ貝を手の届く距離で観察できました。
体験ダイビングを楽しく終え、猪木島メインビーチに上がるとパラオのスタッフがバーベキューの準備万端で待っていてくれました。骨付きカルビ、豚のスペアリブ、チキンのドラムなど人気の部位をパラオ独特の東洋と西洋が混ざったような独特のソースで食べました。虫が来ないように大きな葉っぱ(いわゆる観葉植物が普通に生えています)でお肉の上をうちわのように前川がはたきながら、炊いた御飯と共に野性味たっぷりの食事でした。もちろんバドワイザーも。
日差しが若干弱くなる時間帯もありましたが、基本的に良い天気で南国の太陽と青い空、そして「パラオの青」と名づけたパラオのサンゴ礁独特の青い海を満喫しました。東屋で昼寝をする者、海を眺めてバドワイザーを飲む者、シュノーケリングで海で遊ぶ者、椰子の木やゴムの木に登る者、皆それぞれの昼下がりでしたが、時間が来ていよいよ猪木島を後にしました。帰りがけ、最後のアトラクションと言うことで、パラオのスタッフが餌付けポイントに案内してくれて、夕方になりかかって日差しも弱くなるなか、バーベキューの残りのパンや御飯などをエサに魚にエサやりです。いやあ、驚きました。肉の骨を捨てずに桶という言葉がわかりました。肉の残りや骨付きを持って海にはいると、なんと三メートルくらい下にでかいナポレオンフィッシュ、小さいナポレオンフィッシュ、そして尾頭付きにしたら載せる皿がないくらいの鯛みたいな魚など大物が様子をうかがっていました。そこで骨付きカルビを沈ませるとパクッと食いつきました。いやいやこんな近くまでナポレオンフィッシュがシュノーケルで遭遇できるとは感動しました。今までで一番の海の興奮でしょうか。もう少し頑張れば絶対手から食べそうな感じです。次回又夕方に観光客がいない時間帯を見計らって遊びに来ようと密かに思う次第でありました。
いよいよ、船はホテルの桟橋へ。
残すところは、最後の晩餐となりました。今夜は、日本側スタッフパラオ側スタッフの最後の交流会と言うことで、今回の想い出を語り合い、サンゴ礁や自然の保護を語り合い、という夜になりそうです。御世話になった御礼としてのアトラクションも準備しながらどんな最後の夜になるか考えながら、部屋に向かいました。